詩、小説
オリジナルな詩と小説達
Editer:snow Date:2025-10-29 00:33

作 林柚希
「誰だお前達は!?」ぎょっとして振り返った奴らは、皆一様に黒装束だった。
「私達は、魔法協会の者よ!」ノヴァさんが答えた。
「いつの間に入り込んだ!出ていけ!」黒装束の一人が言い放った。
「我々と戦ってもらおう!」ワンダリング先生だ。杖を持っている。
「言われなくても戦うぞ!」他の黒装束が言った。
黒装束の人間は、全部で6人いた。その中の一人はリーダーなのだろう、大きな黒いバラのバッチを付けていた。皆一様に部屋の壁にかかっていた杖を取り出すと迎撃態勢になった。
僕達は、まずノヴァさんが打ち合わせ通り、ケーと前に並んでいた。そして父さんと母さん、ワンダリング先生は同じ呪文の詠唱を始めていた。僕は短く呪文を唱えると、光の剣を生み出して、ケーに渡した。
黒装束は、まず奴らの前に3匹の、あの紫の赤ん坊の風貌をした使い魔を呼び出した。使い魔はケケケと笑っている。
ノヴァさんも魔法の剣を出して、まず使い魔を1匹屠った。ギャーという叫び声と共にポンっと煙を出して消えた。
ケーも光の剣で、使い魔を1匹屠った。ギャーという叫び声を出して消えた。
残りの使い魔は、紫の息を吐いたが、僕が火球で消し去った。
そして、父さん、母さん、先生の呪文の詠唱が終わり、多数の火球が部屋の天井辺りから現れ、3人の黒装束にそれぞれ当たった。驚いたことに、ぎゃあという叫びとポンという煙と共に消えていった。
残り2人の黒装束とそのリーダーは、かなり驚き、詠唱を辞めて窓から逃げようとしていた。ここは2階なんだけどね。
そしてノヴァさんとケーは黒装束2人を剣で刺し、奴らは煙と共に消えた。
最後に残った黒装束のリーダーは、降参して大人しくなったが、ノヴァさんが剣で刺し貫いたのだった。
かなり姑息な事を考えている顔をしていたので、ということだった。
そして、部屋を探し回ったが、とくに目新しいものはなく、部屋を後にして司祭とやらがいる部屋を探すことになった。
そして、建物の3階に司祭の部屋があることを他の魔法協会のグループに教えてもらい、合流して部屋を目指すことになった。
皆無傷のようで、勝利が目前だね、と道すがら言い合っていた。
そして最奥の広い部屋に行き着き、他のグループが先頭に立ち、部屋に入った。
その部屋は、会議室のようになっており、椅子と机がやたらと並んでいた。
奥の方で、3対3で戦っていたが、僕達魔法協会側の人間が数多く来たことに気づき、残りの三人は、くそっと吐き捨てるように言っていた。
そして、一人、また一人と倒されていき司祭と呼ばれる存在一人だけになった時、僕達はかなり油断していた。
僕達のグループは奴らから見て一番奥にいたせいもあった。
そして、司祭の詠唱が終わった時、黄色い光がまっすぐこちらに向かってきた。
皆、反射的によけていたのだけれど、僕とケーは人混みで全く状況がつかめない状態だった。
それでも、僕が先に気づき、ケーをかばって光に当たらないようにしたのだけれど。
僕もケーも黄色い光の中だった。
「うわー!」僕と「キャー」ケーは衝撃が全身に走り、そして気絶したのだった。
物語の初めは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-01 ワンダリング先生との打ち合わせ]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-02 ケーとの話し合い]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-03 同じ日の夜、僕の家にて]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-04 打ち合わせとプラス宣戦布告]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-05 ワンダリング先生の渡してきた本]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-06 戦いの準備]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-07 闇協会の支部での戦い1]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-08 戦いその2]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-09 戦いの終わり、そして]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-10 調べてまわって]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-11 風変わりな依頼]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-12 新たな戦い]
物語の最後は、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-13 最後の戦い、そして]
バーチャル学校vol4-08戦いその2

作 林柚希
「誰だお前達は!?」ぎょっとして振り返った奴らは、皆一様に黒装束だった。
「私達は、魔法協会の者よ!」ノヴァさんが答えた。
「いつの間に入り込んだ!出ていけ!」黒装束の一人が言い放った。
「我々と戦ってもらおう!」ワンダリング先生だ。杖を持っている。
「言われなくても戦うぞ!」他の黒装束が言った。
黒装束の人間は、全部で6人いた。その中の一人はリーダーなのだろう、大きな黒いバラのバッチを付けていた。皆一様に部屋の壁にかかっていた杖を取り出すと迎撃態勢になった。
僕達は、まずノヴァさんが打ち合わせ通り、ケーと前に並んでいた。そして父さんと母さん、ワンダリング先生は同じ呪文の詠唱を始めていた。僕は短く呪文を唱えると、光の剣を生み出して、ケーに渡した。
黒装束は、まず奴らの前に3匹の、あの紫の赤ん坊の風貌をした使い魔を呼び出した。使い魔はケケケと笑っている。
ノヴァさんも魔法の剣を出して、まず使い魔を1匹屠った。ギャーという叫び声と共にポンっと煙を出して消えた。
ケーも光の剣で、使い魔を1匹屠った。ギャーという叫び声を出して消えた。
残りの使い魔は、紫の息を吐いたが、僕が火球で消し去った。
そして、父さん、母さん、先生の呪文の詠唱が終わり、多数の火球が部屋の天井辺りから現れ、3人の黒装束にそれぞれ当たった。驚いたことに、ぎゃあという叫びとポンという煙と共に消えていった。
残り2人の黒装束とそのリーダーは、かなり驚き、詠唱を辞めて窓から逃げようとしていた。ここは2階なんだけどね。
そしてノヴァさんとケーは黒装束2人を剣で刺し、奴らは煙と共に消えた。
最後に残った黒装束のリーダーは、降参して大人しくなったが、ノヴァさんが剣で刺し貫いたのだった。
かなり姑息な事を考えている顔をしていたので、ということだった。
そして、部屋を探し回ったが、とくに目新しいものはなく、部屋を後にして司祭とやらがいる部屋を探すことになった。
そして、建物の3階に司祭の部屋があることを他の魔法協会のグループに教えてもらい、合流して部屋を目指すことになった。
皆無傷のようで、勝利が目前だね、と道すがら言い合っていた。
そして最奥の広い部屋に行き着き、他のグループが先頭に立ち、部屋に入った。
その部屋は、会議室のようになっており、椅子と机がやたらと並んでいた。
奥の方で、3対3で戦っていたが、僕達魔法協会側の人間が数多く来たことに気づき、残りの三人は、くそっと吐き捨てるように言っていた。
そして、一人、また一人と倒されていき司祭と呼ばれる存在一人だけになった時、僕達はかなり油断していた。
僕達のグループは奴らから見て一番奥にいたせいもあった。
そして、司祭の詠唱が終わった時、黄色い光がまっすぐこちらに向かってきた。
皆、反射的によけていたのだけれど、僕とケーは人混みで全く状況がつかめない状態だった。
それでも、僕が先に気づき、ケーをかばって光に当たらないようにしたのだけれど。
僕もケーも黄色い光の中だった。
「うわー!」僕と「キャー」ケーは衝撃が全身に走り、そして気絶したのだった。
物語の初めは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-01 ワンダリング先生との打ち合わせ]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-02 ケーとの話し合い]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-03 同じ日の夜、僕の家にて]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-04 打ち合わせとプラス宣戦布告]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-05 ワンダリング先生の渡してきた本]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-06 戦いの準備]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-07 闇協会の支部での戦い1]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-08 戦いその2]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-09 戦いの終わり、そして]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-10 調べてまわって]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-11 風変わりな依頼]
物語の続きは、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-12 新たな戦い]
物語の最後は、こちらになります。
[バーチャル学校vol4-13 最後の戦い、そして]
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