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Editer:snow Date:2026-01-08 16:28

作 林柚希
わたち、これでも天使なんでし。
当年取って7歳でし。
あ、このしゃべり方は昔からでしから、気にしなくていいでし。
今日は、恋の扱い方の訓練なんでしよ。
ワクワクするでしね。
「エリザベス!どこ?」
「あ、ここでし。」
「あ、あなたね、そのしゃべり方を…」
「もうその話はいいでし。今更でしよ。」と、言ってニコっと笑った。
こほん。先輩の天使は話を始めた。
「え~、今から、恋の扱い方の訓練に入ります!用意はいいですか?」
「用意はいいでし。いつでもいいでしよ?この銃で百発百中でし。」
キラっと銃を光らせてエリザベスは、えへん!と咳をした。
「あなたね、それは特別指令で扱う銃ですよ!貸しなさい。」
あっという間に銃を取られてしまった。
「あっ。折角用意した銃が…」エリザベスは悔しそうだ。
「ベス!ダメですよ!」先輩は、代わりに可愛い小ぶりの弓と矢を渡すと続きを話した。
「では、下界へ降りましょう!」
「わたちには銃がクールに似合うでし。」
先輩の天使が、バイクにまたがると、エリザベスは助手席にどすっと座り込んだ。
「じゃ、レッツゴー!」
バウン!とバイクの音をさせ、天国から下界の人間の世界へ降りて行った。
人間の世界の、いわゆる公園へやってきた。
バイクを茂みに隠すと、先輩はターゲットを探す為に書類をめくり始めた。
「ターゲット、みっけ!」先輩は思わずニコっと笑う。
書類のターゲットを見せると、先輩は続けた。
「まず、あの砂場でブルーの服を着て赤い帽子を被った男の子を狙ってね。」
「ラジャー!でし。」
エリザベスは、弓に矢をつがえると、矢を思いっきり飛ばした!
矢は、ひゅるひゅるとゆっくり飛んでいき。
…ターゲットの男の子の手前にたまたま歩いてきた男性の足に当たった。
ごいん!っと、エリザベスの頭を軽く殴ると、先輩は慌てて、男性に近づき、足に刺さった矢を抜いた。
「しまった、でし。」
「しまった、でし、じゃないの!なんですか、あの変な蛇行した矢は!やる気ないでしょ、アナタ!」
「だって、お子しゃまじゃ、つまらないでし。」
「つまらない、ですってぇ!?じゃ、いっちょまえに、この訓練をサクッとクリアなさい!わかりましたね!」
「あいあい、でし。」
あーっと、言いながら先輩は頭をがしがし掻きむしると、ふぅ~っとため息をついて言った。
「さっさと、あの男の子に当てる!わかりましたか!?」
「わかた、でし。」
さっ、と敬礼をすると、また矢をつがえた。そして矢を放つ。
「所作だけは、大人に近いんですけどね…。」またため息を、先輩はついた。
放った矢は、ひゅるひゅると蛇行して、ターゲットの男の子、の手前の同じ砂場にいた、黄色いスカートの女の子の背中に当たった。
ごいん!っと、またエリザベスの頭を軽く殴ると先輩は言った。
「また、ターゲットじゃないじゃないの!…とはいえ、お相手の女の子に当たったから、まぁ良しとしましょ。ギリギリですからね!じゃ、またあのターゲットの男の子を狙って!」
「また、でしか~。シツコイでしね~。」
「あなたが!下手くそ、だから行けないの!ド下手くそ。」思いっきり言ってしまった。すると、エリザベスが涙腺を潤ませて、ウルウル状態だ。
「あっ、もう。私が悪ぅございました。ごめんね。だから、頑張ってね。」すると。
涙を振り切って「わかれば、いいでし。」
「じゃ、仕切り直しに、ターゲットをまた狙ってね。」先輩も引かない。
「しょうがないでしな。」
また、矢をつがえると、矢を思いっきり放った!
矢は大きく蛇行すると、手前を歩いてきた女性を大きく避けて、ターゲットの男の子に当たった!
「よしっ!」先輩は、思わず拳を握りしめた。
「わたちにかかれば…」エリザベスは思わず口上を述べようとしたら。
「あーっ。もうぶつぶつ言わない。次に呪文を唱えて。」
「もう、飽きたでし。」エリザベスは帰る気まんまんだ。
「ま・だ・で・す!はいっ、呪文!!」
「しょうがないでしな。え~っと、怒りの気持ちよ起これ!」
ごいん!っと、思いっきり殴られた。
「い、痛いでし。」また、涙が。
「違うでしょ!恋の気持ちよ、わき起これ、でしょ?はいっ、言って!」
ターゲットを見ながら、先輩が言っていると、ターゲットの男の子と女の子がケンカを始めているので、重ねて慌てて言った。
「さあ、早く!」
「えと、えっと、悲しみよ、わき起これ?」
ごいん!「ちっがーう!恋よ、恋!」
ターゲット達は泣き始めている。
「さあ!」
「えと、恋の気持ちよ、わき起これ?」
「まあ、いいでしょ。」先輩は、エリザベスの頭をくりくりと撫でた。
ターゲット達は、仲直りをして、何故かお互いにポーっとしている。
「あなたにしては、良くやりましたね。おおまけにまけて、三角にしましょ。」というと、書類に三角を描いた。
「渋ちんでし。」
「あなた、変な言葉ばかりしゃべらないで、もっとしっかりしなさいよ!」
「これ以上ないくらい、しっかりしてるでし。」
先輩は、気疲れしたらしく、「まだノルマは残っているけど残りはこの次にしましょ。」
茂みに隠したバイクを出して二人とも乗り込むと、天国に帰っていった。
物語の初めは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol1]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol2]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol3]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol4]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol5]
物語の終わりは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol6]
天使の恋の扱い方vol01

作 林柚希
わたち、これでも天使なんでし。
当年取って7歳でし。
あ、このしゃべり方は昔からでしから、気にしなくていいでし。
今日は、恋の扱い方の訓練なんでしよ。
ワクワクするでしね。
「エリザベス!どこ?」
「あ、ここでし。」
「あ、あなたね、そのしゃべり方を…」
「もうその話はいいでし。今更でしよ。」と、言ってニコっと笑った。
こほん。先輩の天使は話を始めた。
「え~、今から、恋の扱い方の訓練に入ります!用意はいいですか?」
「用意はいいでし。いつでもいいでしよ?この銃で百発百中でし。」
キラっと銃を光らせてエリザベスは、えへん!と咳をした。
「あなたね、それは特別指令で扱う銃ですよ!貸しなさい。」
あっという間に銃を取られてしまった。
「あっ。折角用意した銃が…」エリザベスは悔しそうだ。
「ベス!ダメですよ!」先輩は、代わりに可愛い小ぶりの弓と矢を渡すと続きを話した。
「では、下界へ降りましょう!」
「わたちには銃がクールに似合うでし。」
先輩の天使が、バイクにまたがると、エリザベスは助手席にどすっと座り込んだ。
「じゃ、レッツゴー!」
バウン!とバイクの音をさせ、天国から下界の人間の世界へ降りて行った。
人間の世界の、いわゆる公園へやってきた。
バイクを茂みに隠すと、先輩はターゲットを探す為に書類をめくり始めた。
「ターゲット、みっけ!」先輩は思わずニコっと笑う。
書類のターゲットを見せると、先輩は続けた。
「まず、あの砂場でブルーの服を着て赤い帽子を被った男の子を狙ってね。」
「ラジャー!でし。」
エリザベスは、弓に矢をつがえると、矢を思いっきり飛ばした!
矢は、ひゅるひゅるとゆっくり飛んでいき。
…ターゲットの男の子の手前にたまたま歩いてきた男性の足に当たった。
ごいん!っと、エリザベスの頭を軽く殴ると、先輩は慌てて、男性に近づき、足に刺さった矢を抜いた。
「しまった、でし。」
「しまった、でし、じゃないの!なんですか、あの変な蛇行した矢は!やる気ないでしょ、アナタ!」
「だって、お子しゃまじゃ、つまらないでし。」
「つまらない、ですってぇ!?じゃ、いっちょまえに、この訓練をサクッとクリアなさい!わかりましたね!」
「あいあい、でし。」
あーっと、言いながら先輩は頭をがしがし掻きむしると、ふぅ~っとため息をついて言った。
「さっさと、あの男の子に当てる!わかりましたか!?」
「わかた、でし。」
さっ、と敬礼をすると、また矢をつがえた。そして矢を放つ。
「所作だけは、大人に近いんですけどね…。」またため息を、先輩はついた。
放った矢は、ひゅるひゅると蛇行して、ターゲットの男の子、の手前の同じ砂場にいた、黄色いスカートの女の子の背中に当たった。
ごいん!っと、またエリザベスの頭を軽く殴ると先輩は言った。
「また、ターゲットじゃないじゃないの!…とはいえ、お相手の女の子に当たったから、まぁ良しとしましょ。ギリギリですからね!じゃ、またあのターゲットの男の子を狙って!」
「また、でしか~。シツコイでしね~。」
「あなたが!下手くそ、だから行けないの!ド下手くそ。」思いっきり言ってしまった。すると、エリザベスが涙腺を潤ませて、ウルウル状態だ。
「あっ、もう。私が悪ぅございました。ごめんね。だから、頑張ってね。」すると。
涙を振り切って「わかれば、いいでし。」
「じゃ、仕切り直しに、ターゲットをまた狙ってね。」先輩も引かない。
「しょうがないでしな。」
また、矢をつがえると、矢を思いっきり放った!
矢は大きく蛇行すると、手前を歩いてきた女性を大きく避けて、ターゲットの男の子に当たった!
「よしっ!」先輩は、思わず拳を握りしめた。
「わたちにかかれば…」エリザベスは思わず口上を述べようとしたら。
「あーっ。もうぶつぶつ言わない。次に呪文を唱えて。」
「もう、飽きたでし。」エリザベスは帰る気まんまんだ。
「ま・だ・で・す!はいっ、呪文!!」
「しょうがないでしな。え~っと、怒りの気持ちよ起これ!」
ごいん!っと、思いっきり殴られた。
「い、痛いでし。」また、涙が。
「違うでしょ!恋の気持ちよ、わき起これ、でしょ?はいっ、言って!」
ターゲットを見ながら、先輩が言っていると、ターゲットの男の子と女の子がケンカを始めているので、重ねて慌てて言った。
「さあ、早く!」
「えと、えっと、悲しみよ、わき起これ?」
ごいん!「ちっがーう!恋よ、恋!」
ターゲット達は泣き始めている。
「さあ!」
「えと、恋の気持ちよ、わき起これ?」
「まあ、いいでしょ。」先輩は、エリザベスの頭をくりくりと撫でた。
ターゲット達は、仲直りをして、何故かお互いにポーっとしている。
「あなたにしては、良くやりましたね。おおまけにまけて、三角にしましょ。」というと、書類に三角を描いた。
「渋ちんでし。」
「あなた、変な言葉ばかりしゃべらないで、もっとしっかりしなさいよ!」
「これ以上ないくらい、しっかりしてるでし。」
先輩は、気疲れしたらしく、「まだノルマは残っているけど残りはこの次にしましょ。」
茂みに隠したバイクを出して二人とも乗り込むと、天国に帰っていった。
物語の初めは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol1]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol2]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol3]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol4]
物語の続きは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol5]
物語の終わりは、こちらになります。
[天使の恋の扱い方 vol6]
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