詩、小説
オリジナルな詩と小説達
| 日 sun | 月 mon | 火 tue | 水 wed | 木 thu | 金 fri | 土 sat |
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 |
Date:2026-09-02 23:38 Editer:Yuzuki Hayashi

作 林柚希
旅行3日目。
いよいよウユニの街とその周辺の観光をした。
四駆の車に乗り、コルチャニ村、それから列車墓場をめぐり、
最後にウユニ塩湖に向かった。
いよいよウユニ塩湖だ。
悪路で道のりは悪くて、酔いそうかとも思ったけれど、
わくわくしてたせいかそれどころじゃなかった。
ぐんぐん空に近づいて行っているような気がする。
コルチャニ村が下の方に見える。
空は鮮やかなブルーで雲がふわふわとたなびいている。
あ。
突然、視界に空しか風景が無くなってしまった。
よく見ると地平線の上下で雲と空が鏡のように合わさって、
向かい合って見える。
清香「すごい!」
皆、息をのんで車窓からかぶりついて眺めた。
清志がなんだか手を口にあてて目を潤ませている。
清香「大丈夫?」。
清志「ああ、気持ち悪いんじゃないんだ。
懐かしいんだよ、ものすごく」。
楓「私、もう言葉も出ない、来てよかった~!」
真人「すっげぇ~」。
連「言葉が必要ないね、ここの景色は」。
5人とも呆然として、この鏡張りの景色にみとれていた。
ある程度、車を湖の真ん中側まで走らせた後、運転手さんに止めてもらって、
おそるおそる、外に出てみる。
ビーチサンダルに履き替えて、UVクリームを塗って外に出てみると、
浅い水の下をしゃがんでよく見ると、塩らしく、真っ白の地面が続いている。
楓とすっかりはじけて、キャッキャ言っていると。
連「そろそろ写真でも撮ろうか」。
清香「それなら私がいいカメラ、兄貴に借りたから撮ってあげるよ」。
車に戻ってカメラを持ち、写真集の面白写真を念頭に入れつつ、
始めは普通に皆と、後は風景写真を撮影したけれど、
清志の面白グッズでふざけた写真を撮って散々遊び倒した。
時折、フラミンゴなどの鳥が、空を横切って行く。
本当に雲の上を歩いているようなふわふわした不思議な空間だ。
めいいっぱい楽しんだ後、一度ホテルでチェックインして夕飯を取り、
星空の下にまた来ることにした。
地元の料理を堪能した後、また5人で集合して、
車に乗り込み、またドライブする。
空には雲がなくなり、星が降り注いできそうなほど見える。
真っ暗で何もない。
だけど、時々流れ星も見えて、皆して、
「ラッキー!」って同時に言って笑いあった。
今度は車を降りた後、皆もスマホやデジカメでめいめい写真を撮って、
このひとときを楽しんだ。
でも、気づくと皆から外れていたみたいで、
慌てて戻ろうとしたら。
「それ、頂戴よ」。
と英語で聞こえて。
「何?」
と英語で返すと、
「そのカメラ、よさそうだね」。
と言って取り上げられそうになった。
冗談じゃない!
これは皆の大切な思い出が詰まっているんだ。
とっさに「誰か助けて!」って必死に叫んだら。
「清香ちゃん、どうした!?」
清志が来てくれた!
「カメラ、取られそうになって」。
「なんだって!?」
今度は清志が英語で、相手に早口でまくし立てて、
一発、顔のあたりを殴っていた。
相手は罵りの言葉をつぶやいて、去って行った。
清志「大丈夫?」
清香「う、うん、大丈夫」。
今頃、涙が出てきた。
膝がかくかくなっている。
清香「こ、怖かった~」。
清志「そうかそうか、よしよし」。
抱きしめて心を落ち着かせてくれた。
ついでに頬にちゅってキスをして。
清志「どう?ちょっとはナイトできた?」
なんだか、安堵して。
清香「もう、油断も隙もないんだから」。
清志「でも、僕清香ちゃんには本気なんだけどな」。
もう一回唇にかる~くキスされて。
清志「考えておいて」。
え~!?何今の!!
他の3人も来て。
「大丈夫?清香さん?」
きてくれて、本当に一人じゃなくて良かったと心の底から思ったのだった。
清香「大丈夫だよ」。
楓「何があったんですか?」
連「なんか殴ったような音が聞こえたけど」。
真人「俺も聞いた、聞いた」。
清志「清香ちゃんのカメラ、盗もうとした奴がいたんだよ」。
3人ともびっくりして、同時に、
「マジで!?」
といって、あ、重なったねってワハハと笑えたのだった。
清香「ホントに気をつけなくちゃいけないんだね」。
楓「あ、それはナイトがここにいるんだから、大丈夫でしょ?」
清香「楓まで、そんなこと言わないでよ~」。
ホントは顔が多少赤くなったいたけど、真っ暗で良かった。
真人「実はさ、俺、そいつの顔、写真に撮れたかも」。
「マジで!?」
今度は4人で言って、また皆で笑ってしまった。
車に乗ってから、真人の写真を見たけれど、一応写っているけど知り合いではない。
一応、ホテルの従業員と警察に届ける事にして、
帰りの岐路についたのだった。
物語の初めは、こちらになります。
[ウユニ塩湖1 -ジャーニーリストで魅せられて-]
物語の続きは、こちらになります。
[ウユニ塩湖2 -いよいよ湖だ-]
ウユニ塩湖にて2 -いよいよ湖だ-

作 林柚希
旅行3日目。
いよいよウユニの街とその周辺の観光をした。
四駆の車に乗り、コルチャニ村、それから列車墓場をめぐり、
最後にウユニ塩湖に向かった。
いよいよウユニ塩湖だ。
悪路で道のりは悪くて、酔いそうかとも思ったけれど、
わくわくしてたせいかそれどころじゃなかった。
ぐんぐん空に近づいて行っているような気がする。
コルチャニ村が下の方に見える。
空は鮮やかなブルーで雲がふわふわとたなびいている。
あ。
突然、視界に空しか風景が無くなってしまった。
よく見ると地平線の上下で雲と空が鏡のように合わさって、
向かい合って見える。
清香「すごい!」
皆、息をのんで車窓からかぶりついて眺めた。
清志がなんだか手を口にあてて目を潤ませている。
清香「大丈夫?」。
清志「ああ、気持ち悪いんじゃないんだ。
懐かしいんだよ、ものすごく」。
楓「私、もう言葉も出ない、来てよかった~!」
真人「すっげぇ~」。
連「言葉が必要ないね、ここの景色は」。
5人とも呆然として、この鏡張りの景色にみとれていた。
ある程度、車を湖の真ん中側まで走らせた後、運転手さんに止めてもらって、
おそるおそる、外に出てみる。
ビーチサンダルに履き替えて、UVクリームを塗って外に出てみると、
浅い水の下をしゃがんでよく見ると、塩らしく、真っ白の地面が続いている。
楓とすっかりはじけて、キャッキャ言っていると。
連「そろそろ写真でも撮ろうか」。
清香「それなら私がいいカメラ、兄貴に借りたから撮ってあげるよ」。
車に戻ってカメラを持ち、写真集の面白写真を念頭に入れつつ、
始めは普通に皆と、後は風景写真を撮影したけれど、
清志の面白グッズでふざけた写真を撮って散々遊び倒した。
時折、フラミンゴなどの鳥が、空を横切って行く。
本当に雲の上を歩いているようなふわふわした不思議な空間だ。
めいいっぱい楽しんだ後、一度ホテルでチェックインして夕飯を取り、
星空の下にまた来ることにした。
地元の料理を堪能した後、また5人で集合して、
車に乗り込み、またドライブする。
空には雲がなくなり、星が降り注いできそうなほど見える。
真っ暗で何もない。
だけど、時々流れ星も見えて、皆して、
「ラッキー!」って同時に言って笑いあった。
今度は車を降りた後、皆もスマホやデジカメでめいめい写真を撮って、
このひとときを楽しんだ。
でも、気づくと皆から外れていたみたいで、
慌てて戻ろうとしたら。
「それ、頂戴よ」。
と英語で聞こえて。
「何?」
と英語で返すと、
「そのカメラ、よさそうだね」。
と言って取り上げられそうになった。
冗談じゃない!
これは皆の大切な思い出が詰まっているんだ。
とっさに「誰か助けて!」って必死に叫んだら。
「清香ちゃん、どうした!?」
清志が来てくれた!
「カメラ、取られそうになって」。
「なんだって!?」
今度は清志が英語で、相手に早口でまくし立てて、
一発、顔のあたりを殴っていた。
相手は罵りの言葉をつぶやいて、去って行った。
清志「大丈夫?」
清香「う、うん、大丈夫」。
今頃、涙が出てきた。
膝がかくかくなっている。
清香「こ、怖かった~」。
清志「そうかそうか、よしよし」。
抱きしめて心を落ち着かせてくれた。
ついでに頬にちゅってキスをして。
清志「どう?ちょっとはナイトできた?」
なんだか、安堵して。
清香「もう、油断も隙もないんだから」。
清志「でも、僕清香ちゃんには本気なんだけどな」。
もう一回唇にかる~くキスされて。
清志「考えておいて」。
え~!?何今の!!
他の3人も来て。
「大丈夫?清香さん?」
きてくれて、本当に一人じゃなくて良かったと心の底から思ったのだった。
清香「大丈夫だよ」。
楓「何があったんですか?」
連「なんか殴ったような音が聞こえたけど」。
真人「俺も聞いた、聞いた」。
清志「清香ちゃんのカメラ、盗もうとした奴がいたんだよ」。
3人ともびっくりして、同時に、
「マジで!?」
といって、あ、重なったねってワハハと笑えたのだった。
清香「ホントに気をつけなくちゃいけないんだね」。
楓「あ、それはナイトがここにいるんだから、大丈夫でしょ?」
清香「楓まで、そんなこと言わないでよ~」。
ホントは顔が多少赤くなったいたけど、真っ暗で良かった。
真人「実はさ、俺、そいつの顔、写真に撮れたかも」。
「マジで!?」
今度は4人で言って、また皆で笑ってしまった。
車に乗ってから、真人の写真を見たけれど、一応写っているけど知り合いではない。
一応、ホテルの従業員と警察に届ける事にして、
帰りの岐路についたのだった。
物語の初めは、こちらになります。
[ウユニ塩湖1 -ジャーニーリストで魅せられて-]
物語の続きは、こちらになります。
[ウユニ塩湖2 -いよいよ湖だ-]
|
Print
Twitter
short URL
いいね:4 |

