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Date:2026-07-24 20:16 Editer:Yuzuki Hayashi

緊張の一瞬



いってきまーす。
そう言って出かけた。
目的は、昆虫。
どんな奴がいるかな?
網とカゴを持って、出かける。

そして、公園に辿り着いた。
カナカナカナカナ。
遠くで虫が鳴いている。
もう夕方が近いのか、陽の光がオレンジがかっている。
公園の遊技の影が背伸びしている。




右からきたトンボが目の前の背の高い草の天辺にとまった。
背が高いといっても私の肩くらいだ。
トンボは日に染まったかのように真っ赤だ。
よし、コイツだ。
4枚の羽を狭めて、警戒しているよう。
緊張を強いられる。

今だ!

私は、思い切って手を出した。
トンボが驚いていただろうけど、
「捕まえた!」
人差し指と中指に挟まってトンボの羽がシッカリ捕まっている。
思わずニンマリ笑うと、カゴにトンボを仕舞う。
いつの間にか影法師は長く伸び、辺りは真っ暗だ。
私は戦利品を腰に、公園を出た。
「ごはんよ〜!」

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