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Editer:snow Date:2026-01-26 09:38

今日のひとこと:2026-01-26 -新版画-


(C)小林清親 東京新大橋雨中図


今日は、美術館の展覧会を紹介します。
場所は、三菱一番館美術館です。

展覧会は、「トワイライト、新版画 小林清親(kiyochika kobayashi)から川瀬巴水(hasui kawase)まで」です。
期間は、2026年02月19(木)~05月24日(日)

浮世絵の版画が明治期に差し掛かり、もっと写実的で新しい画風に変わる変遷をご覧いただけるかと思います。
明治末期に浮世絵の復興を目指した新版画は、その技術ばかりでなく清親らが画面に留めようとした情趣を引き継いで、新しい日本の風景を発見していきました。清親から吉田博・川瀬巴水らに至る風景版画の流れを、スミソニアン国立アジア美術館のミュラー・コレクションによって辿ります。

見どころ1:アメリカ建国250周年記念の年に、スミソニアン国立アジア美術館のコレクションが里帰り

見どころ2:「最後の浮世絵師」小林清親がみせた浮世絵最後の輝きとその継承

見どころ3:明治の視覚を変革した写真と、伝統的な浮世絵との関わり

新版画とは?


新しい技術やメディアのあおりを受け浮世絵製作は衰えますが、一方で外国人には日本趣味の対象として人気がありました。
これを見て、浮世絵の高度な技術を維持しつつ新しい版画を製作すれば、需要が見込めるのではないかと考えた版元が渡邊庄三郎です。
彼は版画に興味を持つ外国人画家や、洋画家や日本画家らに働きかけて、浮世絵研究の成果を踏まえた質の高い実験的な版画製作にのりだします。大正昭和期には他にも版元が現れ、この活動に参加していきました。

◆小林清親(1847-1915)
幕臣の家に生まれた小林清親は慶応4(1868)年の鳥羽・伏見の戦いに加わり、幕府滅亡後は剣術で食いつないだのですが、独学で絵を学び絵師を志します。1876年から刊行された『東京名所図』と呼ばれるシリーズにより、江戸情緒を残す東京の景観を移ろいゆく光と陰翳の中に描き「光線画」と呼ばれて人気を博しました。その後、広重『名所江戸百景』に影響を受けた回顧的な風景を描き、さらには日清戦争や日露戦争の際には戦況記録的な錦絵を数多く描きました。錦絵の衰退後は肉筆画を描いて活動しています。

◆川瀬巴水(1883-1957)
芝区露月町(港区新橋)の糸組物職人の長男として生まれます。戯作者・新聞記者だった仮名垣魯文は伯父でした。画家を志し一時は洋画を学びますが、結局鏑木清方(1878-1972)に入門し巴水の号を授かりました。版元である渡邊庄三郎と出会い、さらに伊東深水『近江八景』に触発されて木版画に興味を抱き、風景版画の制作を開始します。日本各地を旅して写生に基づく作品を数多く発表し新版画の代表的な絵師として活躍しました。かつて海外での評価がむしろ高かったのですが、今日ではその評価が逆輸入されて国内での人気も高まっています。三菱とも関わりが深く、現在の清澄庭園や岩崎小彌太の別邸などを描いています。

スティーブ・ジョブズもコレクションしていた新版画
1984年にスティーブ・ジョブズが発表した「マッキントッシュ」の宣伝写真がありますが、その画面には新版画の美人画、橋口五葉《髪梳ける女》が映し出されていました。マッキントッシュの優れたグラフィック性能をアピールするためでしょう。分業による高度な技術の積み重ねがありつつも、画面をシンプルに見せる新版画の美意識をジョブズは愛して収集し、寝室の壁にも飾っていたそうです。とくに川瀬巴水がお気に入りでした。アメリカは新版画の最大の輸出先の一つであり、美しい日本の自然を平明な視線で描いた吉田博や川瀬巴水はとりわけ高い人気を誇ります。

開館時間/10:00 - 18:00
(祝日除く金曜日、第2水曜日、会期最終週平日は20時まで)
※入館は閉館時間の30分前まで

休館日/祝日・振休を除く月曜日
但し、開館記念日の 4/6、トークフリーデー[2/23、3/30、4/27]、5/18 は開館

主催/三菱一号館美術館、スミソニアン国立アジア美術館、朝日新聞社

観覧料金

<当日券>
一般:2,300円
大学生:1,300円
高校生:1,000円

※価格はすべて税込
※障害者手帳をお持ちの方は半額、付添の方1名まで無料

<オンライン販売>
通常前売:一般 2,100円 大学生1,000円

期限付き平日限定チケット:1,900円
(利用可能日2/19(木)~3/31(火)の平日、数量限定)

特別デザインチケット:2,900円(数量限定)

トワイライト、通行手形:5,000円
(会期中何度でもご入場可能、数量限定)

<チケット窓口>
毎月第2水曜日「マジックアワーチケット」1,600円
※当日の17時以降に当館チケット窓口でのみ販売します。他の割引との併用不可。

#トワイライトカラーコーデ割 夕焼けオレンジ/黄昏パープル
オレンジかパープルを取り入れた服装でお越しになると観覧料が、100円引きに。
オレンジとパープルのコーディネートで お越しになると、200円割引になります。
チケット窓口にて、「カラーコーデ割引お願いします」とお声がけください。
※チケット窓口での購入のみ適用です。※他の割引との併用不可。


初めて川瀬巴水さんの作品を観たのは、インターネットで調べものをしている途中でした。
その写実的な色彩の、でも旅情的な素敵な色使いに惹かれた私は、川瀬巴水さんで版画を調べて様々な絵を観ました。
そのなかで、特に青の色使いに惹かれています。
夜の景色や、青空の風景画など、青い色が多用されていますが、とても青色のグラデーションが綺麗です。
皆さんにも、ぜひ本物の作品をご覧いただいて、その迫力に会って欲しいと思います。


紹介「三菱一号館美術館 - トワイライト、新版画 小林清親から川瀬巴水まで

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