雑記
日頃の想いとひそかな考察
Date:2026-02-09 13:16 Editer:snow

コルティナ・ダンペッツォ (C) MODERN LIVING
今日は、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックを紹介します。
第25回オリンピック冬季競技大会は、2026年2月6日(金)から22日(日)まで、北イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォの2都市で開催されます。
ミラノは日本でもなじみのある都市ですが、コルティナ・ダンペッツォについては、あまり聞き慣れない方も多いかもしれません。
そこで今回は、“ドロミテの女王”と称されるこの美しい街の魅力をご紹介します。冬季オリンピックをより楽しむためにも、この機会にぜひ知っておきたい場所です。
イタリアでの冬季オリンピック開催は、1956年のコルチナ・ダンペッツォ大会、2006年のトリノ大会に続き3回目となります。トリノ大会からは20年ぶり、コルティナ・ダンペッツォでは70年ぶりの開催です。ミラノでは、夏季・冬季を通じて初めてのオリンピック開催となります。
「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」では、新たにスキーモ(山岳スキー)が追加され、男子スプリント、女子スプリント、混合リレーの3種目を含む8競技116種目が実施される予定です。
冬季オリンピックとしてはこれまでで最も広い範囲で行われる今回は、ミラノとコルティナ・ダンペッツォに加え、ボルミオ、リヴィーニョ、ヴェローナなど、あわせて8都市で競技や式典が実施されます。
トーチのデザインを手掛けたのは、イタリア人建築家のカルロ・ラッティ。再生可能なアルミニウムと真鍮を素材に用い、持続可能性の象徴としても注目されています。

NurPhoto / Getty Images (C) MODERN LIVING
コルティナ・ダンペッツォは、イタリア語で「Cortina d'Ampezzo」と表記され、「ダンペッツォ地方のコルティナ」という意味をもちます。そのため、単に“コルティナ”と呼ばれることもあります。
イタリア北部、ヴェネト州ベッルーノ県にある人口約5,500人の小さな街で、世界遺産にも登録されているドロミテ(ドロミーティ)山脈の麓に位置します。夏はハイキング、冬はスキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しむために、世界中から観光客が訪れます。
日本からコルティナ・ダンペッツォへの直行便はないため、まずはイタリア国内やヨーロッパの主要都市を経由してアクセスするのが一般的です。
スキーシーズンには、イタリア各地からコルティナ行きの直行バスも増便され、より便利にアクセスできます。

1956年に開催された「コルチナ・ダンペッツオオリンピック」のために建てられたスケートリンク、スタディオ・オリンピコ・デル・ギアッチョ(Stadio Olimpico del Ghiaccio) Julian Finney / Getty Images (C) MODERN LIVING
コルティナ・ダンペッツォでは、建築にもご注目を。建築家エドアルド・ゲルナーの設計により、かつて電話会社「ラ・ソチエタ・テレフォニカ・デッレ・ヴェネツィエ」の本社として建てられた複合施設「旧テルヴェ(Telve)」は、1956年のオリンピックではメディアセンターとして使用されました。
現在もその姿をとどめており、見逃せない建築の1つです。また、このオリンピックのために建設されたスケートリンクも健在。山々を背景に佇む、ガラス張りの建物をぜひその目で確かめてみてください。

Alberto Grilli / Getty Images (C) MODERN LIVING
なんといっても、いちばんの見どころは自然。市内北部には、11,200ヘクタールに及ぶ州立公園が広がります。夕暮れ時に空を見上げると、ドロミテの山頂がバラ色に染まることがあり、これはエンロサディーラという現象です。ドロミテ特有の鉱物を含む岩壁が、日没とともにピンク色になり、やがて紫へと色を変えていきます。
「ドロミテの女王」と呼ばれるコルティナ・ダンペッツォは、世界的にも名高い冬のリゾート地。コルティナ・ダンペッツォは、「ドロミテ・スーパースキー」に含まれる12のスキーリゾートの1つで、1,200kmのゲレンデと450のリフト設備を誇ります。

コルティナ・ダンペッツォのメインストリート、コルソ・イタリア通り。奥に見えるのは、聖フィリッポと聖ヤコブ寺院(Basilica Minore di SS. Filippo e Giacomo)。 David Madison / Getty Images (C) MODERN LIVING
街のショッピング街といえば、歩行者天国となっているメインストリート、コルソ・イタリア(Corso Italia)です。この通りには、画家のゲディーナ三兄弟による貴重なフレスコ画が外壁に描かれた、19世紀築の旧ホテルも残っています。
さらに、コルソ・イタリアに並行して走るチェーザレ・バッティスティ(Cesare Battisti)通りなどでは、山岳地帯でのアクティビティに欠かせないトレッキング用品をはじめ、手工芸品や骨董品などが扱われており、小さな工房に出合えることもあります。

Christophe Pallot/Agence Zoom / Getty Images (C) MODERN LIVING
ドロミテ山脈を望むコルティナ・ダンペッツォは、圧巻の自然や多彩なスポーツ体験に加え、文化的な見どころも充実しています。これから冬季五輪に向けて、さらに注目が高まることは間違いありません。
皆さんの、次回のイタリア旅行では、ヴェネツィアやミラノを巡るプランに加えて、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
また、オリンピックが折角開催されたのですから、ぜひ応援したいものです。
それでは。
今日のひとこと:2026-02-09 -ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック-

今日は、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックを紹介します。
第25回オリンピック冬季競技大会は、2026年2月6日(金)から22日(日)まで、北イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォの2都市で開催されます。
ミラノは日本でもなじみのある都市ですが、コルティナ・ダンペッツォについては、あまり聞き慣れない方も多いかもしれません。
そこで今回は、“ドロミテの女王”と称されるこの美しい街の魅力をご紹介します。冬季オリンピックをより楽しむためにも、この機会にぜひ知っておきたい場所です。
イタリアでの冬季オリンピック開催は、1956年のコルチナ・ダンペッツォ大会、2006年のトリノ大会に続き3回目となります。トリノ大会からは20年ぶり、コルティナ・ダンペッツォでは70年ぶりの開催です。ミラノでは、夏季・冬季を通じて初めてのオリンピック開催となります。
「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」では、新たにスキーモ(山岳スキー)が追加され、男子スプリント、女子スプリント、混合リレーの3種目を含む8競技116種目が実施される予定です。
冬季オリンピックとしてはこれまでで最も広い範囲で行われる今回は、ミラノとコルティナ・ダンペッツォに加え、ボルミオ、リヴィーニョ、ヴェローナなど、あわせて8都市で競技や式典が実施されます。
トーチのデザインを手掛けたのは、イタリア人建築家のカルロ・ラッティ。再生可能なアルミニウムと真鍮を素材に用い、持続可能性の象徴としても注目されています。

コルティナ・ダンペッツォについて
コルティナ・ダンペッツォは、イタリア語で「Cortina d'Ampezzo」と表記され、「ダンペッツォ地方のコルティナ」という意味をもちます。そのため、単に“コルティナ”と呼ばれることもあります。
イタリア北部、ヴェネト州ベッルーノ県にある人口約5,500人の小さな街で、世界遺産にも登録されているドロミテ(ドロミーティ)山脈の麓に位置します。夏はハイキング、冬はスキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しむために、世界中から観光客が訪れます。
日本からコルティナ・ダンペッツォへの直行便はないため、まずはイタリア国内やヨーロッパの主要都市を経由してアクセスするのが一般的です。
スキーシーズンには、イタリア各地からコルティナ行きの直行バスも増便され、より便利にアクセスできます。

コルティナ・ダンペッツォでは、建築にもご注目を。建築家エドアルド・ゲルナーの設計により、かつて電話会社「ラ・ソチエタ・テレフォニカ・デッレ・ヴェネツィエ」の本社として建てられた複合施設「旧テルヴェ(Telve)」は、1956年のオリンピックではメディアセンターとして使用されました。
現在もその姿をとどめており、見逃せない建築の1つです。また、このオリンピックのために建設されたスケートリンクも健在。山々を背景に佇む、ガラス張りの建物をぜひその目で確かめてみてください。

なんといっても、いちばんの見どころは自然。市内北部には、11,200ヘクタールに及ぶ州立公園が広がります。夕暮れ時に空を見上げると、ドロミテの山頂がバラ色に染まることがあり、これはエンロサディーラという現象です。ドロミテ特有の鉱物を含む岩壁が、日没とともにピンク色になり、やがて紫へと色を変えていきます。
「ドロミテの女王」と呼ばれるコルティナ・ダンペッツォは、世界的にも名高い冬のリゾート地。コルティナ・ダンペッツォは、「ドロミテ・スーパースキー」に含まれる12のスキーリゾートの1つで、1,200kmのゲレンデと450のリフト設備を誇ります。

街のショッピング街といえば、歩行者天国となっているメインストリート、コルソ・イタリア(Corso Italia)です。この通りには、画家のゲディーナ三兄弟による貴重なフレスコ画が外壁に描かれた、19世紀築の旧ホテルも残っています。
さらに、コルソ・イタリアに並行して走るチェーザレ・バッティスティ(Cesare Battisti)通りなどでは、山岳地帯でのアクティビティに欠かせないトレッキング用品をはじめ、手工芸品や骨董品などが扱われており、小さな工房に出合えることもあります。

ドロミテ山脈を望むコルティナ・ダンペッツォは、圧巻の自然や多彩なスポーツ体験に加え、文化的な見どころも充実しています。これから冬季五輪に向けて、さらに注目が高まることは間違いありません。
皆さんの、次回のイタリア旅行では、ヴェネツィアやミラノを巡るプランに加えて、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
また、オリンピックが折角開催されたのですから、ぜひ応援したいものです。
それでは。
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