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2023-05-09 10:06:16USBについての色々
スマホの普及で、USBも色々な規格が出てきました。
意外と知らないUSBについての記事を貼り付けたいと思います。
USB Type-C端子は2017年ごろからパソコンや周辺機器で使われるようになりました。
だが「新しいから無条件に速い」というわけではなく、Type-A端子よりも遅いType-C端子もあります。
一部例外はあるが、AやCといった端子の形状と、2.0、3.2といったUSBの規格は基本的に無関係です。
Type-AとType-Cで利用できるUSB規格を図1にまとめました。
2.0と3.2 Gen 1、同Gen 2はType-AとCの両方で使えます。
同じ規格なら端子がAでもCでも転送速度に違いはないでしょう。
(c)日経XTECH 低速なUSB 2.0のType-C端子もある
図1 Type-AおよびType-Cの端子とUSB規格の組み合わせをまとめました。Type-CはUSB 2.0以降のすべての規格が使えてUSB4にも対応します。一方のType-Aは2.0から3.2 Gen 2までに対応し、3.2 Gen 2×2とUSB4の端子は存在しません[注]
[注]業界団体のUSB-IFは2022年9月にUSB規格の新表記を公開しました。新表記はUSB 3.2 Gen 1が「USB 5Gbps」、USB 3.2 Gen 2が「USB 10Gbps」、USB 3.2 Gen 2×2が「USB 20Gbps」、USB4が「USB 40Gbps」です。USB 2.0は変更なしで継続します
旧世代の2.0規格がType-Cの端子として現役なのは電力供給または映像の入出力が目的です(図2)。
データ転送の必要がないなら2.0規格のほうが安価で作れます。
(c)日経XTECH 図2 USB 2.0のType-Cケーブルは、データ通信ではなく機器の給電(充電)用に使われています。USB PD対応のモバイルバッテリーでパソコンを充電するときは、ケーブルがPD対応であることが一番重要であり、2.0でもかまいません
結論:ウソ…Type-Cでも、USB2.0は使われています。(主な目的は機器への給電)
使い終わったUSBメモリーや外付けHDDを取り外すときは必ず「終了処理」をすべし…。
ひと昔前は鉄則だったが、今は一概にそうとはいえません。
10や11は外部ストレージへの「遅延書き込み」が既定で無効だからです(図3)。
遅延書き込みとは水面下で遅れて書き込みを行うことで、書き込み終了までの体感速度を上げる仕組みをいいます。
(c)日経XTECH 遅延書き込みは標準で無効に
図3 Windows 10や11では遅延書き込み(書き込みキャッシュ)の機能が標準で無効化されています。データを読み書き中でなければ、終了処理をせずにUSBメモリーを取り外してもデータが壊れることはありません
ただ、USBメモリー内のアプリや書類を開いているときは要注意です。
いきなり抜くことでアプリの設定ファイルや書類などが壊れる危険があります。
アプリがどのタイミングで読み書きするのかを把握するのは難しいです。
特に最近のUSBメモリーはアクセスランプがないので厄介です。
石橋をたたいて渡るなら、終了処理をしたほうがよいでしょう。(図4)
(c)日経XTECH 図4 USBメモリーからポータブル型アプリを起動しているときや、USBメモリー内の文書を開いているときなど、読み書きしている最中なのかわかりにくい場面も多い。不明な場合は終了処理をしてから取り外したほうが安全だ図4(1)~(3)
結論:ほぼホント…遅延書き込みをしていないので壊れない。ただ、水面下で読み書きしていることがあるので、終了処理はした方が安心。
記事はここまで。
元記事はまだ続きますが、会員登録(無料)したら読めます。
出典「日経クロステック USBの謎、Type-C端子はType-Aよりも絶対高速か?」
意外と知らないUSBについての記事を貼り付けたいと思います。
新しいType-C端子はType-Aよりも絶対高速?
USB Type-C端子は2017年ごろからパソコンや周辺機器で使われるようになりました。
だが「新しいから無条件に速い」というわけではなく、Type-A端子よりも遅いType-C端子もあります。
一部例外はあるが、AやCといった端子の形状と、2.0、3.2といったUSBの規格は基本的に無関係です。
Type-AとType-Cで利用できるUSB規格を図1にまとめました。
2.0と3.2 Gen 1、同Gen 2はType-AとCの両方で使えます。
同じ規格なら端子がAでもCでも転送速度に違いはないでしょう。
図1 Type-AおよびType-Cの端子とUSB規格の組み合わせをまとめました。Type-CはUSB 2.0以降のすべての規格が使えてUSB4にも対応します。一方のType-Aは2.0から3.2 Gen 2までに対応し、3.2 Gen 2×2とUSB4の端子は存在しません[注]
[注]業界団体のUSB-IFは2022年9月にUSB規格の新表記を公開しました。新表記はUSB 3.2 Gen 1が「USB 5Gbps」、USB 3.2 Gen 2が「USB 10Gbps」、USB 3.2 Gen 2×2が「USB 20Gbps」、USB4が「USB 40Gbps」です。USB 2.0は変更なしで継続します
旧世代の2.0規格がType-Cの端子として現役なのは電力供給または映像の入出力が目的です(図2)。
データ転送の必要がないなら2.0規格のほうが安価で作れます。
(c)日経XTECH 図2 USB 2.0のType-Cケーブルは、データ通信ではなく機器の給電(充電)用に使われています。USB PD対応のモバイルバッテリーでパソコンを充電するときは、ケーブルがPD対応であることが一番重要であり、2.0でもかまいません
結論:ウソ…Type-Cでも、USB2.0は使われています。(主な目的は機器への給電)
終了処理をせずにUSBメモリーを引き抜いても壊れない?
使い終わったUSBメモリーや外付けHDDを取り外すときは必ず「終了処理」をすべし…。
ひと昔前は鉄則だったが、今は一概にそうとはいえません。
10や11は外部ストレージへの「遅延書き込み」が既定で無効だからです(図3)。
遅延書き込みとは水面下で遅れて書き込みを行うことで、書き込み終了までの体感速度を上げる仕組みをいいます。
図3 Windows 10や11では遅延書き込み(書き込みキャッシュ)の機能が標準で無効化されています。データを読み書き中でなければ、終了処理をせずにUSBメモリーを取り外してもデータが壊れることはありません
ただ、USBメモリー内のアプリや書類を開いているときは要注意です。
いきなり抜くことでアプリの設定ファイルや書類などが壊れる危険があります。
アプリがどのタイミングで読み書きするのかを把握するのは難しいです。
特に最近のUSBメモリーはアクセスランプがないので厄介です。
石橋をたたいて渡るなら、終了処理をしたほうがよいでしょう。(図4)
(c)日経XTECH 図4 USBメモリーからポータブル型アプリを起動しているときや、USBメモリー内の文書を開いているときなど、読み書きしている最中なのかわかりにくい場面も多い。不明な場合は終了処理をしてから取り外したほうが安全だ図4(1)~(3)
結論:ほぼホント…遅延書き込みをしていないので壊れない。ただ、水面下で読み書きしていることがあるので、終了処理はした方が安心。
記事はここまで。
元記事はまだ続きますが、会員登録(無料)したら読めます。
出典「日経クロステック USBの謎、Type-C端子はType-Aよりも絶対高速か?」
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