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2024-07-06 03:42:31今日のひとこと:2024-07-06 -サラダ記念日-
今日は、サラダ記念日です。
“「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日”
これは1987年(昭和62年)5月8日に歌人・俵万智(たわら まち)が発表した第一歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)の中の一首です。
『サラダ記念日』は、刊行前から話題となっており、出版されるや280万部のベストセラーとなりました。表題の「サラダ記念日」の他、第32回「角川短歌賞」を受賞した「八月の朝」などを含む434首が収録されている。翌1988年(昭和63年)に第32回「現代歌人協会賞」を受賞しました。
この歌集がきっかけで短歌ブームが起き、また「記念日」という言葉を一般に定着させました。新しい現代短歌の先駆けでもあり、後に続く若手の歌人たちに影響を与えました。この日はスーパーマーケットやドレッシングメーカーなど、「サラダ」に関連した企業などがPRに活用しています。
当時、子供だった私は、この短歌の話を聞いて短歌がこんなにオシャレになるなんて、って驚いた記憶があります。
それまで短歌は、古い昔の歌のようなイメージでしたから。
でも、古い歌の形式を使っても、現代の様子をみずみずしく描き出すことも可能なんだなと思い直したのでした。
皆さんも、自分の身の回りを題材に短歌を作ってみませんか?
短歌は、俳句と違い、5、7、5、7、7、の5句31音の文字数で作り上げるものですね。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
「身を焦がし 毎日願う 君の無事 いつかの日には 再会願う」
それでは。
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