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2022-12-23 00:10:09

冬至2022



2022年12月22日は冬至です。
冬至と言うと、皆さんどういうイメージがあるでしょうか。
記事を貼り付けたいと思います。


冬といえば寒さを連想させるが、1年を24等分して季節を表す語を当てはめた「二十四節気(にじゅうしせっき)」において、最も寒いとされるのは1月下旬の「大寒(だいかん)」です。
では、冬至とはどのような意味があるのでしょうか。

その答えは、「夜の長さ」です。
冬至とは、一年で昼の時間が最も短くなる日のことです。
あまりに昼間が短く、冬を実感する人もいるのではないでしょうか。

地上での生命活動に欠かせない太陽は、古来信仰の対象となり、暦の基準になってきました。
古代中国で考案され、日本に取り入れられた季節の指標である二十四節気も、太陽の通り道である「黄道」をもとに決定されます。

二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つに分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
夏至・冬至・春分・秋分は「二至二分」と呼ばれ、暦の基礎となる日として、古くから重要視されてきました。

そして、太陽の運行において重要なのが、一年で最も昼の時間が長くなる「夏至」、最も夜が長くなる「冬至」です。

そのなかでも、冬至とは生命の象徴である太陽の力が最も弱くなる日であることから、「死に最も近い日」と考えられ、恐れられてきました。
一方で、この日を境に日照時間が延びていくことから、陰の気が極まって陽の気に向かう折り返し地点とも位置づけられていました。
この考えが「一陽来復(いちようらいふく)」というもので、衰運をあらため幸運へと向かうみそぎの意味合いで柚子湯に浸かる風習があります。

このように冬至とは、夜の時間が最も長くなる日でありながら、季節をもたらす太陽への深い信仰を感じさせる重要な日として位置づけられていたようです。


*日本の冬至の過ごし方*
冬至は太陽の運行にもとづいて決められるため、世界共通に訪れます。
「太陽の出る昼の時間がこれから延びていく」という、季節の折り返し地点であり、天文学が古くから発達していたメソポタミア文明の暦でも、歴史の長い古代中国の暦においても、冬至およびその前後が新年の始まりとされていた時期もあります。

以下では、日本の冬至の風習を紹介したいと思います。


・カボチャを食べる・
日本の冬至といえばカボチャ。
カボチャは7月から8月に収穫の最盛期を迎える夏野菜だが、なぜ冬至に食べるのでしょうか。

カボチャは漢字で書けば「南瓜」となるとおり、熱帯モンスーン気候に属する南国カンボジアを経て日本まで渡ってきた野菜です。
そのため、太陽の光をたくさん受けて育った野菜といえます。
そして、冷凍技術がなかった時代、カボチャは常温でも比較的長い期間保存が可能な食材だったため、冬にも食べることができました。
この習慣が、冬至にカボチャを食べることに結びついたとも考えられています。

ほかにも、冬至にカボチャを食べることは栄養の観点からも合理的だといえます。
カボチャには消化されやすいデンプンが多く、ビタミンやミネラル、カルシウム、食物繊維などがバランスよく含まれるのです。
そのため古くから、「風邪を予防できる」食材ともいわれ、冬至に食することにつながったとも考えられています。
また、カボチャは追熟により味わいがよくなるため、冬至の頃にはより一層美味しく食べられるのです。


・「ん」がつく食べ物を食べる・
冬至の日には、ニンジンやキンカン、寒天、うどんなどの「ん」のつく食べ物を食べると運が向上するというユニークな言い伝えがあります。
ちなみに、この考え方によると、前述のカボチャも「南瓜」を音読みすれば「なんきん」で、「ん」が2つつく食べ物となり、縁起担ぎにうってつけだとされました。

なぜ「ん」のつく食材が運気を向上させるのかについては諸説があります。
「うん」を呼び込むといった説や、いろは歌の最後が「ん」なので一陽来復のように開運を願うなどといった説があります。


・「冬至粥」を食べる・
冬至粥とは、冬至の日に食べる粥で、一般的に小豆粥のことを指します。
お祝いの日に赤飯を炊くように、小豆や小豆の赤い色は、厄を払い運気を呼び込む縁起物とされてきました。

この冬至粥は、地域によっては小豆ではなくカボチャで粥を作るところもあるらしいです。
また、寒さでエネルギーを奪われて体力が落ちてしまいがちなこの時期において、小豆やカボチャなど栄養豊富なエネルギー源は重宝されたと考えることもできます。


*柚子湯に入る*
柚子湯(ゆず湯)の明確な起源は定かではないが、江戸時代の銭湯で「催し湯」のひとつとして冬至の日に柚子を入れたのが始まりだといわれています。

「ひびやあかぎれなどの冬特有の肌荒れを防ぐ」「冬至の日に柚子湯に入ると風邪をひかない」などの言い伝えがありますが、健康と来福を願う縁起物として、鮮烈な香りとともに熱いお湯に浸かるのは、冬ならではの楽しみでもありますね。



[太陽パワーを待ち望み、冬を健康に過ごす]
日本の冬至に、太陽や運気が盛り返すことを願い、一陽来復のご利益を求めて行列ができる寺などは知られています。
しかし、日本では家族で楽しむ一大イベントや重要な宗教的行事といった趣はあまりないです。
季節の移ろいのなかで、静かに冬を迎える一つの節目といったところかもしれません。
ただ、世界に目を向けると、各地では重要な祭りとする所もあり、興味深いですね。

あらゆる生命活動の源となるのが太陽。
太陽の照る時間が最も短くなる冬至は、生き物にとっては少々つらい環境となり、私たちは心身のバランスを崩しやすくなります。
冬季うつ病などにも十分注意をしながら、伝統行事や季節を楽しみ、気分も体調も上げて、厳しい冬を乗り越えていきたいですね。


記事はここまで。
冬至で、春を待つまで、色んな過ごし方をされてはいかがでしょうか。
元気に、楽しく冬を乗り切りたいですね。
それでは。


出典「スカイワードプラス 冬至とは?2022年は12月22日|意味や日本と海外の風習を紹介
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