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●PCについて●

2024-10-02 20:10:06

Windows update バージョン24H2について



Microsoftは10月1日(米国時間)、Windows 11の大型アップデート「Windows 11 version 24H2」を配信開始しました。Copilot+ PCで利用できる新AI機能のほか、パフォーマンスの向上を含むOSの全体的なアップデートとなっています。

このアップデートはCopilot+ PC向けのAI機能の追加/強化がメインとなっており、以下の機能が提供される。なお、詳細については別記事にて紹介します。

このアップデートにより、次期OSのWindows12への前段階としているという見方をしています。


* Windows機能の更新 *
Recall(リコール、プレビュー版)
Click to Do(プレビュー版)
自然言語によるWindows検索機能全般の刷新

* Microsoftアプリストアを介しての更新 *
「フォト」アプリにおける超解像機能
「ペイント」アプリにおける生成AIのフィルおよび削除機能

Copilot+ PC準拠PC以外でも利用可能な機能としては、電源に接続していても電力消費を抑えてバッテリライフを延長するエネルギーセイバー、Bluetooth LEオーディオによる補聴器のサポート改善、環境音やオーディオのプリセットに関するコントロールなどが挙げられます。

さらに、接続速度や信頼性/効率性を向上させるWi-Fi7への対応、HDRバックグラウンドの対応も行なわれました。加えて、タスクバー、システムトレイ、ファイルエクスプローラー、設定アプリも大幅に改善し、操作がより直感的で容易になったとしております。

アップデートは段階的に行なわれ、デバイスが準備でき次第順次展開される。Windows11 22H2および23H2を実行しているデバイスからスタートする予定で、いち早く体験したい場合は「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにすることで利用できます。

なお、従来通り、アプリケーションの非互換性などが検出された場合は提供を一時停止する可能性があるほか、ハードウェアの適合性や信頼性指標などにも基づいて展開します。サポートライフサイクルはHomeおよびProともに24カ月間となります。

以下では、AI機能やアプリの説明に入ります。


Recall(リコール)とは

1.Microsoftは、Windows11向けに正式に「Recall」と呼ばれる新しいAIタイムライン機能を発表しました。

2.この機能は、画面上のコンテンツのスナップショットを撮り、AIを通じて検索できるようにします。

3.リコールは、2024年6月18日から、NPU が統合されたCopilot Plus PCで利用可能になります。


「Recall」(リコール)は、同社が社内で「AI Explorer」と呼んでいたものの正式名称であり、実際には、コンピューターで見た事実上あらゆるもの(たとえば、ドキュメント、画像、Webサイト、メッセージ、電子メール、アプリなど)を検索できるインターフェースを導入するアプリです。


Recallの機能

互換性のあるデバイスでは、Recallは数秒ごとにスクリーンショットを撮り、これらの画像をコンピューターに保存します。

特定のスナップショットを検索すると、AI機能が画像を分析し、そのコンテンツを操作するためのオプションを提供します。

今後のアップデートでは、スナップショットを作成した元のアプリケーションで開くことができるようになり、さらに機能が強化されるとのことです。

この機能には最低25GBのスペースが必要で、システムはこれを最大3か月分のスナップショットを保存するために専用に処理します。

このため、同社では、25GBを予約してコンピューターでRecallを有効にする前に、デバイスに最低256GBのストレージと少なくとも50GBの空き容量が必要であるとしています。

但し、この機能はストレージの上限に達すると新しいスナップショットの保存の為に、古いスナップショットを削除し始めます。
つまり、この機能を使って検索しても、古ければ検索できない可能性もあるのです。


Recallを実行するためのハードウェア要件

Windows11のRecallアプリは、最新バージョンのオペレーティングシステムを実行しているすべてのデバイスで利用できるわけではありません。
代わりに、Microsoftは、次のような特定のハードウェア要件を備えたコンピューターの一種である「Copilot Plus PC」にこの機能を予約しています。
あなたが使用しているPCで動作するかは次のハードウエア要件を参考にしてください。

Qualcomm Snapdragon X Eliteのようなプロセッサ。
40TOPS(テラオペレーション/秒)のNPU(ニューラルプロセッシングユニット)。
16GBのメモリ。
256GBのSSD。

同社によれば、Recallは現在、英語、中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語など一部の言語に最適化されている。

この機能は Windows 11 の新機能ですが、Windows 10 には AI 統合がないためあまり強力ではない「タイムライン」機能が含まれていたため、聞き覚えがあるかもしれません。しかし、人気が出なかったため、後に同社はこれを非推奨とし、オペレーティング システムから削除しました。


Click to Doとは

「Click to Do」([実行]をクリック:プレビュー)は、PCの画面に表示されているコンテンツ(画像、動画、テキスト、ドキュメントなど)を認識し、それに関連するクイックアクションを実行できるようにする機能である。たとえば、画像を開いている状態でWindowsキーを押しながらマウスをクリックすると、インタラクティブなオーバーレイが表示され、「Bing」のビジュアル検索、「フォト」の背景ぼかし、「ペイント」の背景除去といったアクションを選択してすばやく実行できる。テキストの場合だと、書き直し、要約、テキストエディタで開く、認識されたメールアドレスへのメール送信、認識されたWebサイトを開く、Web検索などを行える。


フォトアプリの超解像化

「フォト」アプリの超解像(Super Resolution、SR)  「フォト」アプリでは、解像度の低い・古い写真をAIが高画質化する機能が導入される。 強力なオンデバイスAIを用いて、ソース画像とできあがりの画像を比較しながら、最大8倍・4Kまで解像度を上げられるという。


「ペイント」アプリにおける生成AIのフィルおよび削除機能

Windows 11の最新アップデート(バージョン24H2)では、「ペイント」アプリに生成AIを活用した新機能が追加されました。この機能には、画像の特定部分を選択して塗りつぶしたり、削除したりすることができます。

具体的には、「Cocreator」というAIツールを使用して、画像の一部を選択し、その部分を塗りつぶして削除したり、新しい要素を追加したりすることが可能です3。この機能は、Adobe Photoshopのジェネレーティブ塗りつぶし機能に似ていますが、ペイントは無料で利用できる点が魅力です。

他にも、ペイントアプリでは背景削除機能やレイヤー機能、透過PNGのサポートなど、さまざまな機能強化が行われています。
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