SNOW Web Site Mobile


トップページ > 雑記 > secret01

ブログ


雑記


2022/01/05 19:16 *映画:ミラベルと魔法だらけの家*


感想と回想
マドリガル家で唯一、魔法が使えないミラベル。切々と自分の気持ちを歌い上げます。(何せミュージカル映画でもありますから)でも、自分だけコンプレックスがあるのかと思っていたら、魔法の危機で捜査に乗り出すミラベルに一家の皆は、それぞれ自分の気持ちを吐露します。なんだ皆それぞれ苦しんでいたね、と意外な気持ちで観ておりました。ブルーノに会うことで、物語にも転機が訪れます。ひょっとして一家を苦しめているのはミラベル本人?とも思われたのですが実際には、アルマおばあちゃんでした。結局は、家は全壊してしまい、家から逃げ出し川のほとりで泣いていたミラベルですが、お互い謝り、和解するミラベルとアルマおばあちゃん。
最後は町の人と一家総出で、全壊した家を建て直したのでした。そして、ミラベルのドアノブをつけた家に奇跡が…。
私ははじめ、ミラベルは賢さを「魔法のギフト」としてもらったのかと思いました。賢さなら見た目にわからないのではと思ったので。また、数々の機転を利かせた行動力に、実は勇気をもらったのでは?とも思いました。そして家が全壊し始め、アルマおばあちゃんとけんかしていたミラベルの数々の言葉の強さから、言霊(ことだま)の力をもらったのかな、とも思いました。だけど、どれもしっくりしなかったのです。理由は、ミラベルが魔法のギフトを貰った時、ミラベルのドアが消えてただの壁になってしまったから。だから最後まで疑問でしたけど、最後の最後にミラベルのドアノブを付けて、魔法がよみがえった時、ミラベルはアルマおばあちゃんが、守っていたロウソク自身の力を吸い取ったのではないかな、と推測しました。魔法のギフトの時にロウソクの力をいくらか吸い取り、ミラベルの成長と家族の絆の復活でロウソクの力は、ミラベル自身からミラベルのドアノブを通して魔法がよみがえったのかなと思いました。それから、マドリガル家のそれぞれの魔法は、人で言うところの「長所」を象徴しているのかな、とも思いました。自信がなくなったり、周りの期待を背負いすぎて、自分が苦しくなったりしていて、例えはっきりとした自慢できる長所があっても幸せとはかぎらないのかなと考えさせられました。でも、最後はハッピーエンドでほっとしました。




Copyright © 2021 SNOW Web Site All rights reserved.