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2022-12-31 00:48:29

除夜の鐘とは



年末に差し掛かり、今年の時間も僅かになりました。
皆さん、もう今年することは終わりましたか?

あとは、♪もういくつ寝ると~、なんでしょうか。
あらかた終えたのなら、大晦日の午前0時を挟んで、除夜の鐘を聴くのもいかもしれません。

さて除夜の鐘とはなんでしょうか。
記事を貼り付けたいと思います。

改めて「除夜の鐘」の意味を知ろう

除夜の鐘とは、大晦日の夜に深夜0時を挟んでつく、お寺にある大きな鐘の音のことです。
お寺の境内に大きな鐘があるのを見たことがある方も多いでしょう。

この鐘は正式名称を「梵鐘(ぼんしょう)」という仏教の仏具で、梵鐘の音には苦しみや悩みを断ち切る力があると言われています。

仏教ではもともと、正月とお盆の年2回ご先祖様を祀る儀式がありました。
それが時代と共にお盆はご先祖様のお参り、お正月は年神様のお参りという形に変化し、大晦日に除夜の鐘をつく儀式が風習として受け継がれていると言われています。
「除夜」とは大晦日の夜を指す言葉でもあります。

梵鐘自体は、普段から朝夕の時報や法要の開始の合図として鳴らしています。
通常は修行を積んだ僧侶が鳴らすものなのですが、大晦日の除夜の鐘には一般の方にとっても「苦しみや煩悩を断ち切る」「ご利益を受けることができる」と言われているため、年末の儀式として広まったと考えられます。

除夜の鐘の回数、108回つく意味とは?

除夜の鐘をつく回数「108回」は有名ですが、その理由にはいくつかの説があります。

人間の煩悩の数

一番有名な説は、人間の108個の煩悩を払うためという説です。
怒りや苦しみ、欲望などを取り払い、新しい気持ちで新年を迎えるというものです。

四苦八苦を表す数

もともと四苦八苦とは仏教用語で「避けることのできない苦しみ」という意味があります。
四苦(4×9)+八苦(8×9)で36+72=108となり、四苦八苦を取り払うために除夜の鐘をつくという説もあります。

いずれにしても除夜の鐘をつく理由は、今年一年の苦しみや悩みを取り去り、新しい晴れやかな気持ちで新年を迎えるという意味に変わりはありません。


除夜の鐘のマナー、鐘をつく時間帯は?

除夜の鐘は大晦日の深夜からつきはじめ、年内に107回、年が明けたタイミングで最後の1回をつくのが一般的です。
ただし回数やタイミングはお寺によって様々で、もっとたくさんの数をつく場合もあれば、年内に全てつき終えてしまう場合もあるようです。
参拝客に除夜の鐘をつかせてくれるお寺もあります。

除夜の鐘を突く時には、鐘の前で合掌をして心を落ち着かせ、優しく鐘をつきましょう。

澄んだ美しい鐘の音色は、今年一年の悩みや苦しみを取り去り、新しい年への希望と活力を与えてくれるでしょう。


まとめ

今年は、鐘をつきにお寺さんへお参りするのも良いでしょうし、テレビでお寺さんで鐘を突く映像を観てもいいでしょう。
テレビの場合、NHKで「ゆく年くる年」と言う番組が放送されます。
鐘の音を聴きながら、今年一年を振り返るのもいいのではないでしょうか。
それでは。

出典「村松山 虚空蔵堂 除夜の鐘の意味とは?つく時間や回数についても
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