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2023-02-15 04:57:15

サポート終了するMicrosoft製品リスト2022年/2023年版



サポート終了するMicrosoft製品リスト2022年/2023年版

Microsoftの製品では、サポート期間が設定されていて、その期間に更新プログラムが提供されます。
しかし、サポート期間が終了されると一切サポートされなくなり、その後に脆弱(ぜいじゃく)性が見つかると、格好の標的にされかねません。
そこで、2022年あるいは2023年にサポート期間が終了するMicrosoft製品をリストアップしたいと思います。
その記事を貼り付けます。


Windows 8.1までのWindows OSやパッケージ版Office製品などの場合、製品発売から仕様変更や新機能のリクエストに対応する「メインストリームサポート」が最低でも5年間提供され、これが終了するとセキュリティ更新プログラムのみの提供となる「延長サポート」が最低でも5年間提供されるというものです。

ところがWindows10やWindows11では、メインストリームサポート/延長サポートという切り分けがなくなり、機能更新プログラムを適用し、バージョンアップを行えば、サポートが継続されるようになった。一方、機能更新プログラムを適用しない状態では、18カ月または30カ月(機能更新プログラムの種類やエディションによって異なる)でサポート自体が終了するというものに変更になりました(一部の長期サポート版を除く)。

サブスクリプション版のOffice 365(現、Microsoft 365)の場合は、契約を継続している限り、新しいバージョンへのアップグレードが行われ、サポートが継続されます。

パッケージ版のOffice製品の場合、Office 2013/2016/2019までは従来と同様、5年のメインストリームサポート、5年の延長サポートの合計10年間のサポートが提供されていた。ところがOffice 2021より、メインストリームサポートのみの提供となり、サポート期間が5年に短縮されました。(延長サポートの5年間は提供されない)

このように、サポート期間は製品によって異なるうえ、また契約形態やバージョンによって変更されることもあるので注意が必要だ。製品数が多いこともあり、自分の使っている製品がサポート期間中なのか、はたまた既にサポートが終了してしまっているのかが分かりにくくなっています。

Microsoftのサポートが終了すると、デバイスやアプリケーションのサポートも終了してしまうことが多いです。
また、場合によってはWindows OSのサポート終了が近づくと、その上で動作するアプリケーションに制限が生じることもあるので要注意ですね。
例えばWindows Server 2012 R2の場合、執筆時点ではまだサポート中にもかかわらず、Google Chromeでオンラインアップデートができなくなっている。(オフラインインストーラーによる更新は可能)

そこで、2022年にサポートが終了した主な製品と、2023年にサポートが終了する主な製品についてまとめてみた。


2022年にサポートが終了した主な製品

2022年にサポートが終了した製品は下表の通りです。
重要なのは、2022年6月15日にInternet Explorer(IE) 11のサポートが終了していることです。
既にWindows11ではIEがWebブラウザとしてはインストールされていません
IEでなければ開けないWebページは、Microsoft Edge上のIEモードを利用すればよいでしょう。

2022年にサポートが終了した主なWindows10

Windows10 Enterprise: 2022年5月10日
November 2019 Update(バージョン1909)

Windows10 Education: 2022年5月10日
November 2019 Update(バージョン1909)

Windows10 Home: 2022年5月10日
October 2020 Update(バージョン20H2)

Windows10 Pro Education: 2022年5月10日
October 2020 Update(バージョン20H2)

Windows10 Pro Workstations: 2022年5月10日
October 2020 Update(バージョン20H2)

Windows10 Home: 2022年12月13日
May 2021 Update(バージョン21H1)

Windows10 Pro : 2022年12月13日
May 2021 Update(バージョン21H1)

Windows10 Pro Education: 2022年12月13日
May 2021 Update(バージョン21H1)

Windows10 Pro Workstations: 2022年12月13日
May 2021 Update(バージョン21H1)

Windows10 Enterprise: 2022年12月13日
May 2021 Update(バージョン21H1)

Windows10 Education: 2022年12月13日
May 2021 Update(バージョン21H1)

2022年にサポートが終了した主な製品

※Windows OSは上記の通りです。
.NET Framework 4.5.2 : 2022年4月26日
.NET Framework 4.6/4.6.1 : 2022年4月26日
PowerShell 7.1 : 2022年5月8日
.NET 5.0 : 2022年5月10日
Internet Explorer 11 : 2022年6月14日
Microsoft SQL Server 2012 : 2022年7月12日
Microsoft System Center 2012 : 2022年7月12日
Windows Server Datacenter バージョン20H2 : 2022年8月11日
Windows Server Standard バージョン20H2 : 2022年8月11日
.NET Core 3.1 : 2022年12月3日
PowerShell 7.0 : 2022年12月3日


2022年に延長サポートへ移行した主な製品

製品名 : 延長サポート移行予定日
Visual Studio Team Foundation Server 2017 : 2022年1月11日
Windows Server 2016 : 2022年1月11日
Windows Storage Server 2016 : 2022年1月11日
Visual Studio 2017 : 2022年4月12日
SQL Server 2017 : 2022年10月11日


2023年にサポートが終了する主な製品

2023年にサポート終了となる主な製品の一覧を下表にまとめています。
Windows 7やWindows Server 2008/2008 R2の「Extended Security Update Year 3」は、有償で提供されてきたセキュリティのみの延長サポートです。
これが提供期間の3年間が過ぎ、サポート終了となっています。

2023年4月11日には、Microsoft Office 2013製品が全てサポート終了となります。
サブスクリプション型のOffice 365(現、Microsoft 365)が日本国内で正式提供されたのが2014年10月なので、その前に提供されているOffice 2013を利用し続けているユーザーも多いと思われます。
そのサポートが終了してしまうことに十分注意してほしいです。

Windows OSに関しては、まずWindows 8.1が2023年1月10日にサポートが終了しています。

Windows10 Enterprise/Education October 2020 Update(バージョン20H2)が5月9日に、Windows10 Home/Pro November 2021 Update(バージョン21H2)が6月13日にそれぞれサポート終了となります。
Windows10 2022 UpdateへのアップデートまたはWindows11へのアップグレードを行ってください。

Windows10については、2023年1月31日でHomeとProの両エディションのダウンロード版の販売が終了しました。
ただし、サポートは2025年10月14日まで続けられます。
引き続きWindows10の新規インストールを行いたい場合は、Windows11のライセンスを購入して、Windows10にダウングレードすることになります。

Windows11 Home/Proは、初期バージョン(バージョン21H2)のサポートが2023年10月10日に終了となる点に注意してください。
これらは2022 Update(バージョン22H2)へのアップデートが必要になります。

Windows11 Home/Proのバージョン21H2(Active Directory管理下のPCは除く)に対して、[設定]アプリの[Windows Update]画面に「Windows11 バージョン22H2」をオプションの更新プログラムとして順次表示を始めるそうです。

[Windows Update]画面に「Windows 11 バージョン22H2」が表示されたら、アップデートを検討するとよいでしょう。
なお、アップデートには、[ダウンロードとインストール]ボタンをクリックする必要があり、当面は、自動的に適用されることはないです。

一方、Windows 11 Enterprise/Educationについては、バージョン21H2のサポート終了は2024年10月8日であり、少し先のことですね。


2023年にサポート終了の主なWindows OS

WindowsRT : 2023年1月10日
Windows8.1 : 2023年1月10日
Windows10 Enterprise: 2023年5月9日
October 2020 Update(バージョン20H2)

Windows10 Education: 2023年5月9日
October 2020 Update(バージョン20H2)

Windows10 Home: 2023年6月13日
November 2021 Update(バージョン21H2)

Windows10 Pro: 2023年6月13日
November 2021 Update(バージョン21H2)

Windows11 Home : 2023年10月10日
(バージョン 21H2)

Windows11 Pro : 2023年10月10日
(バージョン 21H2)

Windows Server2012 : 2023年10月10日
Windows Server2012 R2: 2023年10月10日


2023年にサポートが終了する主な製品

※Windows OSは上記の通りです。

Access 2013 : 2023年4月11日
Excel 2013 : 2023年4月11日
OneNote 2013 : 2023年4月11日
Outlook 2013 : 2023年4月11日
PowerPoint 2013 : 2023年4月11日
Project 2013 : 2023年4月11日
Publisher 2013 : 2023年4月11日
Visio 2013 : 2023年4月11日
Word 2013 : 2023年4月11日
Microsoft Office 2013 : 2023年4月11日
Exchange Server 2013

OneNote 2016については、2019年11月4日にサポート期間を延長することが発表されており、その際、Office 2019のサポート期間に合わせるとされています。
そのため、2023年10月10日のOffice 2019製品の延長サポートへの移行に合わせ、OneNote 2016も延長サポートに移行する予定となっています。

2023年に延長サポートに移行する主な製品

製品名 : 延長サポート移行予定日
OneNote 2016 : 2023年10月10日
Access 2019 : 2023年10月10日
Excel 2019 : 2023年10月10日
Outlook 2019 : 2023年10月10日
PowerPoint 2019 : 2023年10月10日
Project 2019 : 2023年10月10日
Publisher 2019 : 2023年10月10日
Visio 2019 : 2023年10月10日
Word 2019 : 2023年10月10日
Microsoft Office 2019 : 2023年10月10日


記事はここまで。
サポート期間が終了しそうな製品は要チェックです。


出典「@IT サポート終了、知らずに使い続けると危ないMicrosoft製品主要リスト(2022年/2023年版)
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