Loading...

snow web site logo

お問合わせ
About us
Blog

雑記
日頃の想いとひそかな考察

先月 last month  2025 年 10 月  来月 next month
日 sun月 mon火 tue 水 wed木 thu金 fri土 sat



1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
Editer:snow Date:2025-10-28 10:47

今日のひとこと:2025-10-28 -寝つきが良くなる飲み物とは-



今日は、寝つきが良くなる飲み物の紹介です。

皆さんは、寝つきが良くなる飲み物というとどのような飲み物を想像するでしょうか?
今回は、科学的な栄養学の視点から挙げてみました。




白湯とは



まずひとつ目は、「白湯」である。
白湯(さゆ)とは、一度沸騰させた水を冷ました飲み物です。一般的には、約50度前後に冷ましたものを指します。沸騰させることで水に含まれる不純物が取り除かれ、口当たりがまろやかになります。また、白湯は健康に良いとされ、特に朝に飲むことで胃腸が温まり、快適に過ごせると言われています。

温かい飲みもの自体が体温を上げ、血行促進にも作用し、リラックスの副交感神経を優位にするといいます。

寝つきを早くすることも睡眠の質を高めることになります。また入眠直後の最も深いノンレム睡眠のときに成長ホルモンの分泌量が高く、細胞修復や代謝促進に影響します。ですからスムーズに入眠できることは、翌朝のスッキリ感にもつながるでしょう。余談ですが、文献の中には白湯を飲んで眠気が増し、作業効率が落ちたというものもありました




神経がたかぶってしまう日は「水出し緑茶」がお勧め



一方で興奮するような出来事があって、神経がたかぶってしまう日は、「水出し緑茶」がお勧めです。

まず緑茶の茶葉をティースプーン1杯、急須に入れます。ここに常温の水を100ミリリットル程度、注ぎましょう。そして待つこと15~30分。これでリラックスやストレス軽減効果がある水出し緑茶の出来上がりです。緑茶は水で入れると、覚醒作用のあるカフェインが抽出されず、うまみ成分のアミノ酸が豊富に含まれるお茶になるのです。

緑茶には20種類ほどのアミノ酸が含まれるが、このうち約半分を占めるのがテアニンです。近年の研究でテアニンを摂取して脳波を測定すると、摂取後40分以降にリラックスしているときに出現するα波(脳波)が増えることが報告されています。




バナナスキムミルクジュースを朝に飲むのが最強、ホットミルクもOK



「眠りのホルモン」といわれるメラトニンを分泌させるポイントは、日中に幸せホルモンといわれる「セロトニン」を増やすこと。
セロトニンを増やすには朝に日光を浴びることと、セロトニンの材料となるトリプトファンを食事から摂取することです。

トリプトファンを含む食品の中でも、スキムミルク(脱脂粉乳)は粉になっていますから、濃縮された量が入っているのでお勧めです。また、セロトニンを含む神経伝達物質を放出する際にビタミンB6も欠かせません。

ビタミンB6が豊富なものとしてはカツオ、マグロなどもありますが、私はバナナがいいと思います。バナナにはビタミンB6だけでなく、いわゆる善玉菌のエサとなるオリゴ糖、血糖値の上昇を抑える食物繊維も含まれ、エネルギー源にもなるので朝食にぴったりです。お手製で二つを合わせたバナナスキムミルクジュースが最強でしょう。

コンビニでトリプトファンが多い豆乳を買い、そこにバナナをスプーンの裏でつぶしながら入れてもいい。「バナナ豆乳」である。堀氏はそこにヨーグルトやきなこを加えてアレンジすることもあるとか。ヨーグルトにもトリプトファンが、きなこには食物繊維が含まれている。

それではトリプトファンが多いという「牛乳(ホットミルク)」を「朝に飲む」のは、もちろんOKです。また冒頭では「就寝前にホットミルクを飲む」のは熟睡につながらないと述べたが、別の利点があります。

夜の空腹時はカルシウムの吸収率が最も高いです。ホットミルク、つまり牛乳にはカルシウムが豊富ですから、神経の興奮を抑え、心を安定させるという面で良い影響があるでしょう。

リラックスと抗疲労効果を生み出す「だしスープ」



さらにリラックス効果という点で勧めるのが「だしスープ」です。かつお節に含まれるイノシン酸、昆布に含まれるグルタミン酸は満足感を高め、脳に働きかける作用があることが報告されています。

お湯にだしパックや顆粒のだしの素を入れたり、昆布を入れたりするだけで手軽にだしスープができます!
継続的なだし摂取は、精神的疲労やストレス状態を改善する報告や、副交感神経を上昇させる作用によって、リラックスと抗疲労効果を生み出す可能性も示されています。リラックス状態、つまり副交感神経が優位になれば、心拍数や血圧が低下して体が休息モードに入り、眠気も訪れるでしょう。

夕食にだし入りのみそ汁を取り入れることも満足感が高まっていいのだが、睡眠につながる観点では「就寝1時間前の摂取が良い」とのことです。

最後に「質の良い睡眠」を得るには、寝るときに胃が休まることも大切です。
夜はいい睡眠のために食べすぎず、油っこいものはなるべく控えて、胃の負担につながらないように、できる限り夕食は消化の良いものを食べましょう。

満腹は寝つきが悪くなってしまうため、遅くとも布団に入る1時間前には食べ終えたいですね。




まとめ



熟睡できる飲みもの3選を挙げた。何だか眠れない夜は即効性があるものとして白湯を、最近眠りの質が悪いなぁと感じる日が多いなら朝食に「バナナスキムミルクジュース」もしくは「バナナ豆乳」をお勧めしました。そして日中にはセロトニン生成や体内時計の観点から、できる限り「日光」を浴びることですね。

◎熟睡できる飲みもの3選

・白湯(コップ1杯弱):就寝30分前に飲む
・水出し緑茶(100ミリリットル程度):就寝40分~1時間前に飲む
・バナナスキムミルクジュース(200ミリリットル程度):朝食に飲む

◎こちらもOK!

・ホットミルク(200ミリリットル程度):朝食に飲む
・だしスープ(コップ1杯弱):就寝30分~1時間前に飲む

◎トリプトファンが豊富に含まれているもの
(※トリプトファンがセロトニンの材料に、セロトニンがメラトニンに変わる)牛乳、チーズ、大豆製品、豚肉など

◎トリプトファンと一緒に取りたい!「ビタミンB6」が豊富なもの
(※セロトニン放出に不可欠な栄養素)
バナナ、鮭、マグロ、カツオ、鶏ささみなど


寝つきをよくする飲み物は、いかがでしたでしょうか。
私は、桃屋の「いきいき」という物を愛飲していて、それを飲むと寝つきが良くなる傾向があります。
でも、それとは別に今回の白湯などを試そうかと思います。

皆さんは、寝つきがいいですか?

それでは。

Print Twitter short URL いいね:9

月間アーカイブ
 ▼2025 年

↓
PR このサイトには広告が掲載されています。