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●詩、小説●
2022-01-24 20:21:012人で
「踏んづけた!こんどはキミね。」
「どれ」私が今度は、彼の影を狙う。
カァ、カァ。
もう、日は落ちそうだ。
長〜い影に余裕しゃくしゃくだと思っていたら。
「隠れちゃった。」
「あっ。ずるーい!」
彼の影は、建物の影に隠れてしまった。
ずっと出てこない。
「5秒ルール追加!もう出なさい!」じれた私。
「ずっこいなあ。」苦笑いする彼。
でも、もう辺りは薄暗く、影が見当たりにくい。
「もう降参。解散しよ。」観念した私。
「勝ったね!」勝利宣言する彼。
「じゃさ、ラーメンおごってね。」ニマニマ笑っているのが、小憎らしい。
「わかったわよ。しょうがないなあ。」
「その代わり」私がニマニマ。
「餃子はおごってね。」
「それはワリカンでね。」また苦笑いする彼。
ようやく、2人で近所の商店街に向かった。
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